| 第46回 | 名古屋復讐旅行特別企画 『PRIDE武士道其の八適当観戦レポート』 |
| 第47回 | 『PRIDEGP2005FinalRound』適当予想(+結果発表) |
| 第48回 | 『K-1GP2005開幕戦』適当予想(+結果発表) |
| 第49回 | 『PRIDE武士道其の九』適当予想(+結果発表) |
| 第50回 | 『ゴミタカノリハ、ヒーローダ』 |
| 『PRIDE武士道其の八適当観戦レポート』 | 2005年7月25日 |
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とにかく、名古屋レインボーホールはスゴイ。 熱気の籠もり方が、東京(例えば、有明コロシアム・横浜アリーナ)とはまるで別物。 レインボーホールは規模的に横浜アリーナと似たりよったりな感じですが、一体感という点では名古屋に軍配。何かが違うのです。 『弾丸 美濃輪育久』と書かれた横断幕が、当たり前のように掲げられている〔写真〕(←距離が離れていたので、画質は最悪ですが)。そして、ふと横を見ると『村田龍一』と書かれたノボリが2本、立てかけられていた……写真を撮ろうとしたのだが、のぼりを立てているヒトビトが『オラコラ系』の人々。 『オラ、手前ぇ誰に断って写真とってんじゃ!コラ!』 となると、こっちが試合をするハメになるので、とりあえずパス。 第1試合 杉江“アマゾン”大輔VSジョシュ・トムソン 杉江が腕十字を決めると、トムソンが異常な粘りを見せてリバーサル。 いつの間にか、逆にトムソンが膝十字を決めているという異常事態でフィニッシュ。 地元ファイターの杉江はイマイチなのでした。 第2試合 デニス・カーンVSアンドレイ・シメノフ グラウンドの攻防が見られるか?と思っていたら、完全な立ち技決戦に。両方とも、良い打撃を出してはいるが、決定打に掛けたままで判定。 僅かに打撃が勝っていたカーンが判定勝ち。 第3試合 中尾受太郎VSマーカス・アウレリロ マスター・オブ・トライアングルの受太郎。 適当予想で『打撃が強そうだ』などと、適当な事書いてスンマセン。 試合自体は、何故か中尾があまり前に出ずに横綱相撲でした。 結局、マーカスが中尾に対して三角締めを繰り出すなど無謀に頑張ったので判定勝ち。 うーむ。 と、この辺りで僕の斜め右前の席に 『うっすうっす、ワリィ、遅れてすまんな』 の1人の30ぐらいの男性が遅れて着席。それだけなら、何て事ない出来事なのですが、どうも雰囲気がただものではない。 何というか、"前田日明風味"というか"昔、悪やっていたんだよね風"というか、服装は普通にも係らず、なんともいえない風味を醸しだしていました。 第4試合 村田龍一VS大久保一樹 吉田道場VS“U−FILE”という、何故かDSE側が大プッシュするこの対立軸。日本版『シュートボクセVSBTT』なのでしょうか? 僕の近くの席は、村田龍一大プッシュだったのですが、結局は大久保がきれいに腕を取ってエンド。 『おう、ヨシダぁ。お前、目ぇ悪いじゃないんかい?ちゃんと見えるんかい』 と、前の席の前田日明風味は、2つ隣にいるヨシダなる青年に何度も試合が見えるかどうかを確認していました。どうやら、その辺りの4人で1セットらしく、一番上の立場が前田風味らしいのです。 しかし、ヨシダ青年は緊張しきりと言った表情。かわいそうに、ヨシダ。 第5試合 戦闘竜VSジェームス・トンプソン いつものように、突貫ファイトを仕掛けるトンプソン。これだけがトンプソンの役割といっても過言ではないのです。 戦闘竜は多少持ち堪えるものの、最後にはアッパーにぶち倒れました。 さて、ここ後、高田信彦がリングイン。 「高田ぁ、“出て来いやぁ!やれぇっ!”」 という野次に対しても、 『今日は、やらないよ。うん』 という平坦なツッコミを入れる余裕が彼にはありました。さすがハッスルで高田総統をやっていると……ゲフンゴホン……いや、2人は別人でしたね。この、ウッカリさん(テヘッ)。 武士道トーナメントと、ミドル級GPの組み合わせを発表しました。 第6試合 今成正和VSヨアキム・ハンセン マニア垂涎のこのカード。 今成が、ハンセンをあわやの所まで足関節で追い込んだものの、タックルへの布石が短調なのを見越され、ハンセンが膝蹴りイッパツでKO勝利。 いやぁ、強すぎです。この人。 第7試合 三崎和雄VSダニエル・アカーシオ 打撃戦で、僅かにアカーシオが押していた試合。 正直、もう少し動かないと面白くなかったのですねぇ。 第8試合 川尻達也VSルイス・ブスカペ 何故かブスカペが、『行かないでっ!いやっ!あなたが居なくなるなんていやぁっ』という感じで、川尻の背中にぺったりと張り付いて、場内大ブーイング。 ふと前を見ると、前田風味が 『ジ・ャ・ッ・ジ!!ブレイクだろ!こら!何やってんだよ!ジャッジ、おら!』 とバクハツしていました。 コワイコワイ。 試合は、ブスカペが異常に消極的になって川尻がそれを攻めきれずエンド。川尻の判定勝ち。 第9試合 美濃輪育久VSキモ 美濃輪の煽りVTRに場内大爆笑。いや、格闘技イベントではありえないんだけどね…。 試合はキモが最近の総合テクを全く発揮せずリバーサルをアッサリ許してアキレス腱固めに負けました。 美濃輪に派手に勝ってもらう為の噛ませ犬って感じです。 いつも通り、美濃輪は 『オイッ!オイッ!』 をやると、大興奮で会場を後にしました。 第10試合 長南亮VSフィル・バローニ 長南亮楽勝!と思っていた試合が、フィル・バローニのイッパツを受けて倒れ込んでしまう大逆転劇。 GP前に、黄色ランプ点滅の長南。 そして、いきなりGP当選確実のフィル・バローニなのでした。 第11試合 五味隆典VSジーン・シウバ 前田風味が試合VTRになると、豹変。 『五味は好きになれねぇな』 と、周りの雰囲気考えずに五味ブーイングを1人で始めます。そしてシュートボクセを大贔屓。 『シュートボクセ最高!』 『アゼレードとジャドソンコスタの敵をとれぇっ!』 と1人で日本人全員を敵にした発言です。 ふとヨシダさん辺りを見ると、皆さん萎縮気味。分かるよ分かる。君たちは五味を応援したいんだろ? 試合展開は、五味が終始押すものの後一歩が出ない五味。2Rの最後10秒で腕十字に持ち込んだものの、何故かシウバが我慢に我慢をして判定に。 KO連続記録は6でストップとなりました。 前田風味は不貞腐れ顔。 いやぁ、コワイコワイ。 試合云々よりも、前田風味に代表される名古屋独特の雰囲気が異常に楽しかったイベントです。 いやぁ、足を運んだ甲斐がありました。 しかし、連れの人たちは不貞腐れている前田風味の機嫌と取りつつかえるんだろうなぁ。 | |
| 『PRIDEGP2005FinalRound』適当予想(+結果発表) | 2005年8月27日(適当予想) 2005年9月4日(結果発表) |
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ジリジリと盛り上がってきたPRIDEGPもようやくファイナル。 去年のグランプリと比べると、実力伯仲で誰かが勝ち上がるのかが本当に分からない、興奮興奮のグランプリとなりました。 で、更にミルコVSヒョードルというとんでもなくデカイ“おまけ”付き。 これで盛り上がれない奴は、人間じゃない!! ということで、全試合予想をどうぞ!! PRIDEGP2005FinalRound
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| 『K-1GP2005開幕戦』適当予想(+結果発表編) | 2005年9月23日(適当予想) 2005年9月27日(結果発表) |
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さて、K−1GP開幕戦が今日行われるわけなのです。 例年に比べて新旧交代がより鮮明になって、うーむと唸ってしまうカードが揃ってしまったので、慌てて適当予想です。 やけに文章があっさりめなのは、この予想が試合当日(23日)の午前1時ごろに慌てて書いているのでどうかご了承m(__)m。 K-1GP2005開幕戦
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| 『PRIDE武士道其の九』適当予想(+結果発表) | 2005年9月25日(適当予想) 2005年9月28日(結果発表) |
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さて、K−1GPから間髪いれず、今度はPRIDE武士道トーナメントです。 正直、HERO’Sと言い、PRIDEミドル級トーメントと言い、トーナメントばかりが乱立しているような気がするんですけども。 実は、トーナメントは『1人以外は、全員負ける』というファイター泣かせな方式。 これからもバカのようにトーナメントが増えるでしょうけど、別の方法は無いのか?とちょっと思います。 たとえば、総あたり戦とか(もっと過酷)。 まぁ、そんな愚痴を書きつつ、今回はPRIDE武士道其の九。ウェルター級・ライト級ダブルトーナメントです。 じっくり生観戦してきます。 PRIDE武士道其の九
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| 『ゴミタカノリハ、ヒーローダ』 | 2005年10月2日 |
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PRIDE武士道其の九を観戦して、1つどうしても書きたいテーマがあったので今回はそれを書いておこうと思う。 五味隆典の事だ。 今まで、怒涛の7連勝(しかもその内6つは1ラウンドKO勝利)を挙げているのだから、その実力は折り紙付き。今回のトーナメントでも優勝の最有力候補としてエントリーされていた。 しかし、今回、僕の予想を完全に上回る物を魅せつけてもらった。五味隆典への価値観がガラリと変わってしまったのだ。彼は、完全なPRIDE武士道のヒーローだ!と信じて疑わなくなってしまったのだ。 そこで今回は武士道其の九での二試合を、少し詳しく書きたいと思うのです。完全に五味へのコダワリと自分の思い入れで書いているので、御見苦しい点はご容赦をm(__)m。 五味隆典の一回戦・川尻との試合は、気迫と気迫のぶつかり合いとなった。 序盤はスタンドでのピリピリとした間合いの打撃戦。 川尻が何度かタックルを仕掛ける。 五味はそれをことごとく突き放し、スタンド勝負にあくまでこだわる。川尻のパウンドを堪えるような、かったるい試合展開を拒否したのだ。 あくまで斬り合いを望む五味と、倒すための布石の殴り合いと考えている川尻。 両者のスタンドでの意識の違いが、徐々に五味に味方してゆく。五味の打撃が、川尻の顔面を捉え始める。 そして、7分過ぎに決定的にバランスが崩れた。 五味の打撃に耐えかねた川尻が、上体を大きく崩す。五味がすかさず、バックに回りつつ打撃を浴びせる。20発以上。川尻は直撃を避けようとガードをするが、もはや反撃の力は残っていない。川尻のガードが徐々に緩む。五味はそこから裸絞めを仕掛けた。 本来ならば、そのまま殴り続けても構わなかった筈なのに。バックを取っていたのだから、余裕で勝てていたのに。 レフェリーストップで不完全燃焼なKOよりも、川尻からタップを奪い、カンペキな試合を作り上げたのだ。 意図的か無意識なのかは分からないが、この辺りの感覚が普通の日本人ファイターとは圧倒的に究極的に異なっている。飛び抜けているのだ。 川尻の気迫を受け止め、それ以上の気迫で返した五味には言葉が無い。 トーナメント2戦目は、ルイス・アゼレード。 一度、五味がKO勝利で勝っているものの、五味が終始押されていたのも事実。決して楽勝な相手ではない。 しかも今回は、五味は川尻戦で7分を戦い抜き、アゼレードはたったの11秒。出会い頭のパンチで小谷を粉砕している。無傷なのだ。試合時間のハンデは、圧倒的に五味が大きい。 そんな、五味隆典に逆風が吹き荒れる中で試合が始まった。 アゼレードの打撃は速く変則的な上、大きく伸び上がる。しかも、一発で試合をひっくり返す程の威力を持っている。 五味は絶妙な間合いで打撃を反らすと、一歩踏み込み反撃を繰り出す。ジワジワとアゼレードにプレッシャーを仕掛ける。 序盤は、緊張感が交錯する中、五味が押しつつあった。 しかし、アゼレードが打つ一発の軽いローキックで、五味の体が考えられない程かしいだ。 アゼレードがタックルを仕掛け、五味が耐え切れず倒れ込む。五味は下になりながらも、必至で組み付こうとする。それを鉄槌で突き放そうとするアゼレード。 組み付く五味の表情が、有明コロシアムのビジョンに大写しになった。 疲労の色が濃い。今にもギブアップしそうな、苦しい息遣いが聞こえてきそうだ。 ここで初めて、五味が疲労しきっている事に気が付いた。それまでの五味は、それを感じさせないほどの攻勢一方だったのだ。 このグラウンド状態は、ブレイクが掛かり再びスタンドへ試合は移る。 その後の展開は、2ラウンドの最後まで似たような事の繰り返しになる。 両者、離れた位置から五味が一歩スッと間合いに入る。打ち合う両者。五味が打たれる事もあるが、ほとんどは五味が打ち勝ち、アゼレードが一歩大きく下がる。そうると、五味が一歩間合いに入る。この繰り返し。 僕がここで、一番ハッとしてしまったのは、打撃の起点を五味が作り出して行った事だ。肩を上下させ、大きく息をしている五味が、敢えて自分からアゼレードとの殴り合いの間合いに入ったのだ。 五味は明らかにスタミナをロスしている。普通ならば、中間距離で様子を見たい。しかし、それではアゼレードからの攻撃の起点を作ってしまう。 だからこそ五味は、スッと何事も無いように間合いに入ったのだ。 その何気ない動きに、何故か僕は美しさを見た。 危険を冒して勝ちを奪取しようとする気迫と行動に、美しさというオーラが出ていたのだ。 試合は判定にもつれ込んだが、終始リードしたのは五味である事は誰の目にも明らかだ。判定勝ち。見事に五味は、決勝戦への切符を手に入れた。 五味は既に、ただ強いだけではない。ヒーローとしての素質をこの日で開花させた。 勝つ事を前提に、それ以上の価値観を観客に魅せ付けたのだ。 一体、こんな日本人ファイターが出てくると、誰が考えていただろうか? 一時期、桜庭や桜井マッハ速人が担っていた(マッハは修斗でね)“世界に誇れる日本人ファイター”という称号を、今は完全に五味が背負っているのである。 そして五味は、次戦、先輩である桜井マッハ速人と激突する。 このドラマチックな展開に、五味はいかなる答えを出すのか?考えるだけでも、面白い試合になる事は固い。 ヒーローである五味にはもう、次々と物語になる試合が組まれてしまうのだ。 いや、五味はどんな相手だとしても、自分の物語として組み込んでしまう実力が出てきたのだ。 こうなった強い。 とことん強い。一時期の桜庭のように、次々と印象的な試合をこなして行くだろう。 五味隆典は正真正銘のヒーローなのだ。 これだけは疑いようの無い真実なのだ。 …と誰もが考えているような事を垂れ流してみましたm(__)m | |